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アシカ・オットセイ(アシカ科)
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Jan 02 2008
Ray
オットセイ:アシカ科の生態と写真
オットセイ
学名:Callorhinus ursinus 英語:Northern fur seal仏語:Otarie des Pribilofs 西語:Lobo fino del norte
オットセイの分類:食肉目鰭脚亜目アシカ科
オットセイのサイズ
パップ・・・体長 約60〜65cm 平均体重5.4〜6kg成 体・・・♂体長2.1m 体重270kg
♀体長1.5m 体重50kg またはそれ以上
オットセイの地理的分布
プリブロフ諸島で多くの個体が繁殖しますが、コマンドル諸島でも少数が繁殖します。
オットセイ達がルッカリーに棲むのは夏と秋です。
この外洋性の鰭脚類は1年の殆どを海で過ごし、次の繁殖シーズンまでは稀にしか陸上へ上がりません。 また、多くの個体(特に幼若個体)はカリフォルニア南部または日本沖まで南下します。
オットセイの特徴
オットセイの雄の成体には長い剛毛があり、特に首、胸、背中上部に生えています。雌の成体・亜成体は細く短い剛毛があり、体格は中等度です。
成体の雄は、雌や亜成体と比べ、がっしりとした首、胸、肩を持ちますが、
繁殖期の終わりにはげっそりと痩せてしまうそうです。
頭部はとても短く下向きの鼻づら・鼻のため、更に小さく見えます。
鼻は口をこえて、雄では中等度、雌ではわずかに突き出します。
耳介は長くて目立ち、年老いた個体では先端の皮膚が露出します。
前ヒレの上面には毛がなく、手首に剃ったような線があり、はっきりと境界があります。
後ろヒレはアシカ科の中で最も長く、全長の約4分の1の長さがあります。
また、前趾にとても長い軟骨性の水かきがあり、中央の三趾の爪よりも長さがあります。
雌の成体と雄雌のの亜成体は背面が中間調から黒っぽい銀灰色で、
脇腹・胸・側面・首の腹面側はクリーム色から黄褐色です。
雄の成体では全体に中間調の灰色から黒色または赤みを帯びた茶色から黒っぽい茶色です。
鬣(たてがみ)は剛毛に銀灰色、または黄色が様々な比率で混ざっています。
新生児はほとんど黒で、3〜4ヶ月後に雌成体・亜成体の体色になってきます。
オットセイの行動
海では1頭または2頭である事が多いのですが、時によっては3頭またはそれ以上のグループでいる事もあります。
オットセイはかなりの時間を海面で浮いて過ごし、眠ったりグルーミングをしたりします。
休息の姿勢は様々で、ヒレを空中に出したり、ヒレをカップ等の取っ手のように丸めたりします。
潜水深度は泌乳中の雌で研究されており、その結果、平均約68mで2分36秒であるとわかったそうです。
オットセイは高度な一夫多妻性で、大抵は雌よりも先に雄がルッカリーに到着します。
雄達は闘ったりディスプレイしたりしてテリトリーを形成し、維持します。
出産はプリビロフ諸島での場合、6月中旬から8月にかけて行われ、7月初旬がピークです。
カリフォルニア南部での中央値の場合、プリビロフよりも大凡2週間早くなります。
餌は多くの種類の表層性や垂直移動する中深層性の群集性、または非群集性の魚やイカを含み、多様です。 また、主に夜間に補食します。
オットセイの主な利用
オットセイは有史以前・歴史時代にも人間に利用されてきました。彼等の遺物は、太平洋沿岸に住んでいた多くの民族の貝塚で見出されているそうです。
1786年。初めてヨーロッパ人に発見されて以来、オットセイ狩りが始められ、
盛衰はありましたが商業的狩猟の行われない時期は殆どありません。
20世紀初めのとどまるところのない減少を契機に、保護会議が発足。
国際的協力および管理が実現し、遠洋オットセイ狩りは終わりました。
商業的オットセイ狩りは、1984年にプリビロフ諸島のセントポール等で終わりましたが、
今日もアメリカ原住民による生活維持のための制限された狩猟は続いているとあります。
オットセイの棲息数は彼等の重要な食料源である商業用の漁業対象種の乱獲の影響を被っており、 網や様々な廃棄物に絡まって死亡することも、ある程度は原因になっていると考えられています。
また、彼等は水中で油の影響を受ける可能性があり、沖合での石油製品の製造・輸送は事故による 危険性を現在ももたらしているそうです。 (1999年の情報より)





