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Jan 06 2008

admin
Ray

ゼニガタアザラシ:アザラシの生態と写真

ゼニガタアザラシ

ゼニガタアザラシ

学名:Phoca vitulina    英語:Harbour seal
仏語:Phoque veau marin  西語:Foca común

ゼニガタアザラシの分類:食肉目鰭脚亜目アザラシ科

ゼニガタアザラシのサイズ

パップ・・・体長65〜100cm 体重8〜12kg
成 体・・・♂体長1.9m 体重70〜150kg
      ♀体長1.7m 体重60〜110kg

ゼニガタアザラシの地理的分布

ゼニガタアザラシの分布 ゼニガタアザラシの分布は北半球に限局され、温帯から北極地域に棲息しており、もっとも分布の広い鰭脚類の一種です。
ゼニガタアザラシには少なくとも4亜種が認められており、タイセイヨウゼニガタアザラシ、グリーンランドゼニガタアザラシ、ヒガシタイヘイヨウゼニガタアザラシがあります。
  • ゼニガタアザラシ(P.v. stejnegeri):
    日本からカムチャッカ半島までの太平洋西部に分布
  • タイセイヨウゼニガタアザラシ(P. vitulina vitulina):
    ポルトガル北部から北極まで、アイスランドとグリーンランドを含めた大西洋東部に分布
  • グリーンランドゼニガタアザラシ(P.v. concolor):
    アメリカ大西洋中部からカナダ北極海の大西洋西部に分布
  • ヒガシタイヘイヨウゼニガタアザラシ(P.v. richardsi):
    メキシコのバハ・カリフォルニア中部からアリューシャン列島東部までの太平洋東部に分布

ゼニガタアザラシの特徴

ゼニガタアザラシの頭部は小さく、体は丸々としています。
外鼻孔は小さく、下端でつながり、V字状になっています。
目は比較的大きく寄っており、外耳孔は比較的大きく目立ちます。

ゼニガタアザラシは目立つ明るい色の数珠状の洞毛が特徴です。
ゼニガタアザラシには明らかな性的二型はなく、雄雌の識別は困難です。

ゼニガタアザラシのヒレは短く、体長の5分の1から6分の1の長さです。
前ヒレの端はやや角張り、長く薄い鉤爪がすべての指に生えています。

毛皮は多彩な色合いで、多くの細かな斑点、輪状の模様、斑紋が特徴です。
模様は背側よりも腹側が少なく、体全体に散っています。
地色パターンは背中が白っぽい灰色、黒っぽい灰色または茶色で、
腹部は白っぽいか色が薄く、全身一様な色合いの個体もあります。

ゼニガタアザラシの行動

ゼニガタアザラシは非常に用心深く臆病です。
ゼニガタアザラシに間近に接近しようとすれば驚いて海に逃げてしまい、
逃がさないように近づくことはほとんど不可能だと言われています。

ゼニガタアザラシは陸上場でよく群れており、特に引き潮時に集合します。
しかし成体は大抵お互い接触するまでは近づいておらず、離れて群れます。
海では単独、または数頭の群れで見られます。

ゼニガタアザラシの繁殖シーズンは2〜10月で、出産のピークは4〜7月の間です。

ゼニガタアザラシの餌は表層性、中層性、底棲性の多様な魚類で、頭足類や甲羅類も食べます。

ゼニガタアザラシの主な利用

ゼニガタアザラシは有史前から食料として捕獲されてきました。
毛皮のための小さな地域産業や大規模な商業目的や漁業産業に対する脅威として
捕獲割当や捕獲奨励金のもとで捕獲されました。

ヨーロッパではジステンパーウィルスの発生により推定18,000頭が死にました。
産業廃棄物や農薬流出の発生源に近隣しているため、高濃度に毒性の汚染物質を
蓄積している個体が多く、繁殖能力や健康が損なわれています。

生活維持のための小規模な狩猟、密猟、漁網(特に刺し網)により死ぬものもありますが、
混獲による年間死亡個体数は不明です。(1999年の情報より)

ゼニガタアザラシ2 ゼニガタアザラシ3

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