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Jan 03 2008
Ray
トド:アシカ科の生態と写真
トド
学名:Eumetopias jubatus 英語:Steller sea lion仏語:Lion de mer de Steller 西語:Lobo marino de Steller
トドの分類:食肉目鰭脚亜目アシカ科
トドのサイズ
パップ・・・平均体長 約1m 体重18〜22kg成 体・・・♂最大体長3.3m 平均体重1,000kg
♀最大体長2.5m 平均体重273kg
トドの地理的分布
カリフォルニア中部から北はベーリング海(かつてはカリフォルニア南部からベーリング海)。
西はアリューシャン列島に沿い、カムチャッカ半島まで。
南は日本北部にかけて。
トドの特徴
トドは巨大で逞しい体をしており、頭と鼻づらが大きく幅広いことが目立つ特徴です。成体の雄の場合、矢状稜が発達すると次第に前頭部が大きくなり、頭頂と鼻づらの境が出来ます。
成体の雄以外の場合では頭頂と鼻づらの区切りは殆どないか、まったくありません。
トドはアシカ科としてはとても長く幅広いヒレ(前後両方)を持ち、下半身に比べ
上半身が大きく見えます。
成体の体色は背では薄い黄色から明るい黄褐色で、
腹側は次第に濃くなり、茶色から茶褐色へと変化します。
また、濡れている場合では体色が薄くなり、灰色がかった白にも見えます。
新生児では黒っぽい茶色の毛で被われており、生後6ヶ月で換毛します。
トドはすべての世代で雄雌ともに目立った黒いヒレを持ち、
上面が部分的に短い毛で被われている他は皮膚が露出しています。
トドの行動
トドは時々1,000頭を超える大きな群れをなして上陸地を離れる事がありますが、海上では1〜12頭の群れが多く目撃されています。
多く集まるのは餌の豊富な場所で、特にトロール船や鮭の流し網船などの漁場に集まりますが、
網にかかった魚を食べ、混獲されています。
トドは様々な魚とイカを食べ、底棲種を好みます。摂餌は多くの場合、夜間に行われるそうです。
繁殖時期は晩春から夏にかけてで、高度に一夫多妻性です。
成体の雄は雌より先に到着してテリトリーを形成し、攻撃的な吠え声で確保します。
トドの主な利用
歴史上、トドは散発的に捕獲されて来ました。目的は脂肪、肉、珍しい器官(洞毛と精巣)。今世紀では個体群サイズと商業的に重要な魚種への影響を制限するため、政府の援助による淘汰が 行われましたが、現在ではトドの分布域全域で大幅に個体群が減少している理由はわかっていないそうです。
考えられる主な原因としては、北太平洋の高緯度水域でのスケソウダラの過剰漁獲で、
次には長期的な海洋の温度の変化、人間の生産する毒素の蓄積、疫病等があります。
これらの要因の相互関係によりトドの減少が起こっていると考えられ、
1990年、トドは合衆国絶滅危惧種法のもと、絶滅危惧種に指定されました。
(1999年の情報より)





